夏の空~彼の背中を追い掛けて~


「ごめん、悪かった。そう思うなら私に構わないで!放っといて!!」



漣に背を向け、そこから足を踏み出すも、グッと強い力で腕を引かれ、バランスを崩した私は、その場に尻餅をついた。




「忘れられないんだ。真弥の唇も体も…」



その場に押し倒す様に、漣の唇が強引に押し付けられる。



「ん゙っ…止めて!…んんっ…嫌だって言ってるでしょ!!」



「止めない!!絶対に俺の手に取り戻す!」



「んんっ……」



どんなに抗っても、体の上に覆い被さった漣は動かない。



これって、この前の孝道君と同じだ…。



怖い……誰か来て!



助けを求めたいけど、皆体育祭に参加してて、誰もここを通らない。



足をジタバタしても、短パンの中に忍び込んだ漣の手はビクともしない。



それどころか、更に激しく掻き回す。





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