夏の空~彼の背中を追い掛けて~
【イマスグソウコニキテ】
【シュン】
あっ、俊ちゃんからだ♪
もうバイト終わったのかな?
思ってたより、ずっと早く帰れたんだね。
倉庫に来ての倉庫は、孝道君に迫られたあの倉庫の事を言ってるんだよね?
何でそこなの?
俊ちゃんの家には行けないの?
「紀香。俊ちゃんからメッセージ来たんだけど、倉庫って公民館の前に建ってるあの倉庫の事だよね?」
「うん、そこで間違いないけど、もうメッセージ来たの?」
「あっ、うん。バイト終わりのメッセージを送ってって言ったんだけど…。とにかく行ってくる」
「途中まで、私も一緒に行こうか?」
「大丈夫。直ぐそこだから1人で平気。一応、ベルを預けておくから、何かあったら俊ちゃんに連絡して?」
「うん、分かった。それじゃぁ気を付けて行っておいで」
「うん♪」
「あっ、真弥!これ羽織って?外は凄く寒いから」
「有り難う。じゃぁ行ってきます」
紀香に手渡された厚手のジャンパーを着て、私は俊ちゃんが待つ倉庫へ向かった。