夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「俊ちゃん?」
名前を呼びながらユサユサと腕を動かしてみるも、俊ちゃんはピクリともしない。
まさか……!?
最悪のシナリオが脳裏を過る。
「俊!?俊!?」
お義母さんも何かを感じたのか、大きな声で名前を呼びながら俊ちゃんの体を揺する。
だけど私の時と同様、何も反応を示さなかった。
「せ…先生!?俊介は…!?」
真っ青な顔で先生を振り返るお義母さんに、言葉が掛けられる。
「残念ですが…俊介さんは先程、息を引き取られました…」
えっ……!?
息を引き取った?
えぇっ???
上手く脳内処理が出来ない私の横で、お義母さんが泣きながら崩れ落ちていく。
まさか……そんな…。
本当に!?