夏の空~彼の背中を追い掛けて~
ベットの上でボンヤリしていると、俊ちゃんはそこから降り、タバコに火を着ける。
えっ!?俊ちゃんってタバコ吸うの!?
私達、まだ未成年だよ!?
でも…格好良い♪
1つ1つの動きに私は釘付けになり、また惚れてしまった。
「真弥、見てて」
タバコの煙を口に含み、俊ちゃんは得意気な笑みを浮かべる。
ポッ ポッ ポッ…。
小さくすぼめた口から少しずつ出て来た煙は、丸い輪となり天井へ登って行く。
「うわ~凄い♪どうやって作るの?」
「んっ?煙を口に含んで・・・」
説明をしながら、俊ちゃんは実演する。
「私にも作れるかな?」
「練習すれば出来る様になるさ!!でもタバコは体に悪いから、吸わない方が良いよ?」
俊ちゃんは灰皿にタバコを押し付け揉み消すと、着替え始めた。