夏の空~彼の背中を追い掛けて~
全身を洗い終わり湯船に浸かっていると、誰かが脱衣場へ入って来る。
誰!?まさか家の人!?
ドキドキしていると、ドアに人影がハッキリ映る。
「真弥?俊ちゃんからメッセージ来たよ。今から迎えに来るって」
えっ!?今から!?
どうしよう、まだ髪も乾かしてないのに!!
のんびりし過ぎちゃった!?
「分かった!直ぐ上がる!!」
脱衣場から人影が消えると、私は急いで服に袖を通し、紀香の部屋へ急ぐ。
ポケットにベルと携帯を入れ、直ぐ出られる様に準備をしたものの、どうしたものか…。
俊ちゃんが来る迄、ここに待機してて良いのかな?
それとも、家の外で待ってた方が良い?
俊ちゃんに連絡したいけど、もう既に家を出ちゃってるよね…。
「あっ!真弥、俊ちゃん来たよ」
「えっ!?もう!?」
紀香の声に、私は窓際へ駆け寄った。