夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「タバコ吸ってる俊ちゃんって、格好良いね」
「えっ!?」
驚きに似た顔で、俊ちゃんが振り返る。
えっ!?私…今、言葉に出してた!?
どうやって誤魔化そう?
「俊ちゃん、明日は日曜日だけどバイト?」
話を反らすのに、思い切りどうでも良い様な話題を振った気がする。
大丈夫だったかな?
「明日は学校。月曜日体育祭だから、その準備」
えっ!?学校!?
「明日の準備に支障はない!?平気かな!?」
ホント、申し訳ないよ。
めちゃくちゃ体力を使わせたうえ、ゆっくり体を休めさせてあげる事も出来ないなんて…。
もし明日の登校日と明後日の体育祭の事を事前に知ってたら、1回で終わりにしても良かったのに…。