夏の空~彼の背中を追い掛けて~
「送ってくれて有り難う」
バイクを降り、私は羽織ったパーカーに手を掛けた。
「そのまま着てて良いよ。今度会う時か、ノンちゃんに預けてくれれば良いから」
えっ!?また会えるの!?
ヤッター♪
絶対、自分の手で返す!!
パーカーさえ持っていれば、それを口実に会えるからね♪
「俊ちゃん、風邪引かないようにね」
「あぁ。真弥も風邪引くなよ?Chu!」
グッと私を引き寄せ、俊ちゃんの唇が重なる。
ドキドキンッ!!
映画やドラマのワンシーンみたいで、脈が早鐘を打つ。
俊ちゃん、こう言う事は彼女になった人にしてあげなくちゃ…。
遊びだって分かってても、勘違いしちゃうよ。