夏の空~彼の背中を追い掛けて~


「送ってくれて有り難う」



バイクを降り、私は羽織ったパーカーに手を掛けた。



「そのまま着てて良いよ。今度会う時か、ノンちゃんに預けてくれれば良いから」



えっ!?また会えるの!?



ヤッター♪



絶対、自分の手で返す!!



パーカーさえ持っていれば、それを口実に会えるからね♪



「俊ちゃん、風邪引かないようにね」



「あぁ。真弥も風邪引くなよ?Chu!」



グッと私を引き寄せ、俊ちゃんの唇が重なる。



ドキドキンッ!!



映画やドラマのワンシーンみたいで、脈が早鐘を打つ。



俊ちゃん、こう言う事は彼女になった人にしてあげなくちゃ…。



遊びだって分かってても、勘違いしちゃうよ。





< 97 / 354 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop