夏の空~彼の背中を追い掛けて~
部屋へ行くと、そこには既に布団が敷いてあった。
きっと私が家に居なかった事、バレてるよね…。
紀香が上手く誤魔化してくれてるとは思うけど、何だか申し訳ない。
「紀香、色々有り難う」
「んっ?良いよ~」
「家からは連絡なかった?」
「うん、大丈夫。掛かってきてないよ?」
「それなら良かった」
私達はほんの少しだけ話をした後、眠りに就いた。
ザーザーザーザー。
翌朝、外から聞こえる音で目が覚めた。
雨!?しかもどしゃ降り!?
昨日からずっと降ってるの!?
昨夜俊ちゃんは『明日は体育祭の準備で学校』って言ってたけど大丈夫かな!?
飛び起きる様にして体を起こすと、紀香と目が合った。