もらう愛=捧げる愛
「何のつもりだよ?」


「………」


「この前はドタキャン、土日は連絡つかねーし。マジ、ムカつくんだけど」


「…ごめんなさい」


「謝れっつってない。理由、聞かせろよ」


「…友達の家、泊まってて……」


「電話ぐらい出られんだろ?メールぐらいできるだろ?」


「ハイ…」


───パシンッ!


再びぶたれた頬に容赦ない痛みが走る。


「脱げよ」


「………」


「脱げっつってんだろッ!!」


多田さんはあたしの上に馬乗りになり、乱暴にブラウスを引きちぎる。


「ヤ…!ヤメテ…!」


「友達なんて嘘ついて、他の男に抱かれてたんじゃねーのか!?」


「違ッ…!ヤ…!多田さん…!」


スカートも下着も剥がれ、それでも反抗するあたしの手を、多田さんはネクタイで縛り上げた。
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