使者の黙示録
マザー・アミコたち3人は、修道院の建物を出てエレガントゲートまで歩く。

そして、彼女たちを待っていた黒いセダンに3人が乗り込んだ、そのとき

マザー・アミコの携帯電話が、呼び出し音を車内に響かせる。


「もしもし」


電話の相手は、シスター・マヤたちのボディーガードを手配する裏社会の信者だ。


「マザー、これから重要人物の護衛のために、ガードを固めなければならなくなった」

「と、言うと?」

「今回は、そちらにボディーガードを送ることができない」

「……」


予期せぬ事態が訪れる。

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