恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】
また来たのかよ………
「今日はもう帰るんですか?」
「ああ、そうだけど」
「あの、相談に乗ってほしいことがあるんですけど、今から予定ありますか?」
「いや、ないけど………」
「じゃあ、お願いです!」
俺は部下のやつに頼まれたら断れない。
はぁ………
すぐに終わるといいが……
でも、百瀬は中々帰してはくれなかった。
百瀬の相談というのは、人間関係のことだった。
性格悪そうだもんな、お前。
とは、言えない…………
それに、また酔った。
というか、睡魔に襲われ、俺は途中から覚えていない。
目が覚めると、家のベッドに寝ていた。
隣を見ると、ユリがいない……
少し待ってみるけど、戻っては来なかった。
まだ4時だ。
起きる時間にしては早い。