嘘つきな彼女は、今日も嘘をつく。
まじでそれ。
大嘘つきが「大嘘つきなんて言わないでくれる?」って言ってもさ、残念なが言い訳だよな。
「言い訳じゃないし!たしかに大きな嘘はついてるけど…っ!……大嘘つきじゃない…っ」
はい。
今自分で認めましたよー?
それさえも分からない天然ちゃんってか?
俺はもう古田と喋るのが億劫になってきたため、完全無視の方向でこの場を去ろうと背を向けた。
しかし……
「誰にも嫌われたくなかったのよっ!!!!!」
まるでありきたりなドラマの最終回みたいに。
『私はあなたに嫌われたくない!わかれたくないのっ』
そんなセリフを言ってるかのような…。
で、この後。俺は足を止めて振り返り、古田のもとまで走って抱きしめ……そして
『誰が嫌いになるか!…もう一度、やり直そう』
……って誰がなるかバカ。
まぁ、そんなドラマの最終回みたいな口調、構造で言ったんだ、古田は。