憧れの彼と恋する方法
「由希、元彼の事結構本気だったんでしょ?」
「結構っていうか、かなり…。このまま結婚するんだって思ってた」
「だけど、最後まで由希は彼のお姉ちゃんだったよね」
そう、最後まで。
本当は、彼について行きたかったし、リードしてほしかった。
彼に別れを告げられた時も、本当は声を出して泣きたかった。
恥もプライドも捨てて、別れたくないって。
だけど、自分の気持ちに正直になれなくて…。
『本気で好きになれるような子を見つけて、幸せになってね』
なんて言っちゃって。
自分に嘘をつき続けて、最後まで本当の事を言えなかった。