憧れの彼と恋する方法
「気になる?」
突然海人君がそんな事を言い出した。
「え?何言ってんの、別に気にならないよ」
海人君は少し笑みを浮かべ、疑いの目で私を見た。
「な、何よその目は!」
私はわざと竜司君がいる方向に背を向けた。
「由希さんよく言われません?」
「何を?」
「分かり易いって」
「ブッ!!」
思わず、口に含んでいたウーロン茶を吐き出した。
「ハハハッ!ちょ~分かり易い」
私を見て笑い転げている海人くん。
私って、そんなに分かり易いのかな…。
「ってか俺、この前3人で飯食べた時既に気付いちゃったし」
「え?嘘でしょ!」
夜中という事も忘れ大声でそう叫び、すぐに自分の口を塞いだ。