憧れの彼と恋する方法
沙羅ちゃんが帰ってから1時間、私達も店を後にする事になった。
すると、お手洗いに行っていた私をお店の出口で竜司君が待っていてくれた。
「どうしたの?」
「はい、あの…」
「ん?」
「もう少し由希さんと話がしたんですけど…」
前だったら飛び上がって喜ぶくらい嬉しい言葉だけど、でも今は違う。
私は竜司君のお姉ちゃんみたいなものだから、きっと相談があるんだと悟った。
沙羅ちゃんの事だよね…。
竜司君、やっぱり本当は落ち込んでたんだ。
「…うん、分かった」