憧れの彼と恋する方法

「は!?えっ!?うわっ!!」



-ガツンッ!!



「痛った~い…」


驚きのあまり、車のドアの縁に頭を思いっ切りぶつけてしまった。


両手で頭を抑えながらうずくまる。


「大丈夫ですか?」


竜司君が心配そうに私の顔を覗き込んだ。


「だ、大丈夫…です」


大丈夫だけど…

こんなのって、あり?


こんなの、驚くに決まってるよ。


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