首(外道×貴族)【BL】
びくびくと、持ち上げられた足が快楽に染まり、
汗の浮いた額に張り付いた髪が性的で、キケロに悦びを与えた。
「早く・・・入れるなら入れろ・・・!」
「切れたら困るのはてめぇだろ」
向こうの腰に腕を回し、背を擦らせながら半身の位置をまた上げる。
小さな身体は簡単に持ち上がり、キケロの腿に支えられて、
不安定に震えていた。
「っていうかおまえ・・・」
来たままのシャツの上から乳頭を噛み、キケロは言葉を選んだ。
「使ったことねぇって、嘘だろ、ここ」
「ぁ・・・は!」
その場所を押すと、堪えきれぬように、
高い声を出したルカスを見つめる。
「愛人には、使わせたことがねぇって奴か?
柔らかすぎると思うんだよなぁ、
初どころか商売野郎並みなんだけどよ」
「ッ・・・気のせいだ」
「どうだかなぁ」
「高くつくぞ、この・・・っァ」
「初でこんな喘ぐかよ」
「っ」
か、と染まった顔にキスをすると髪を掴れ、
引き千切ろうという意図を感じたため、
向こうの内部に埋めていた指をめちゃくちゃに動かし反撃をする。
「んんッ!んっク、ぅ」
咄嗟に、悲鳴を抑えた根性に感心し、
力の抜けた指がまだこちらの髪にしがみついたままであることを、
警戒しながらも低い笑いが起こった。
「こんなんで女が抱けんのかよ、てめぇ」
「男も抱くぞ」
「傑作だなそれ」
「うあッ?!」
先端、侵入に一番負担の掛かる部位だった。
「はっ、ぁ・・・ハ・・・ぅあ、あ・・・」
生理的に出てきた涙を溢れさせ、ぎゅっと閉じられた目元は、
キケロをますます元気にさせた。
「っハ、ぁぁ、っは、はぁッ・・・あ」
苦しいのだろう、歪んだ顔は大汗を掻き、
唇からは意味を持たぬ乱れた泣き声を漏らす。
「うぁ、・・・ぁ・・・ああッあ」
口端を噛んで衝撃をやり過ごす様を、
恍惚と眺めながら腰を進めて行く。
汗の浮いた額に張り付いた髪が性的で、キケロに悦びを与えた。
「早く・・・入れるなら入れろ・・・!」
「切れたら困るのはてめぇだろ」
向こうの腰に腕を回し、背を擦らせながら半身の位置をまた上げる。
小さな身体は簡単に持ち上がり、キケロの腿に支えられて、
不安定に震えていた。
「っていうかおまえ・・・」
来たままのシャツの上から乳頭を噛み、キケロは言葉を選んだ。
「使ったことねぇって、嘘だろ、ここ」
「ぁ・・・は!」
その場所を押すと、堪えきれぬように、
高い声を出したルカスを見つめる。
「愛人には、使わせたことがねぇって奴か?
柔らかすぎると思うんだよなぁ、
初どころか商売野郎並みなんだけどよ」
「ッ・・・気のせいだ」
「どうだかなぁ」
「高くつくぞ、この・・・っァ」
「初でこんな喘ぐかよ」
「っ」
か、と染まった顔にキスをすると髪を掴れ、
引き千切ろうという意図を感じたため、
向こうの内部に埋めていた指をめちゃくちゃに動かし反撃をする。
「んんッ!んっク、ぅ」
咄嗟に、悲鳴を抑えた根性に感心し、
力の抜けた指がまだこちらの髪にしがみついたままであることを、
警戒しながらも低い笑いが起こった。
「こんなんで女が抱けんのかよ、てめぇ」
「男も抱くぞ」
「傑作だなそれ」
「うあッ?!」
先端、侵入に一番負担の掛かる部位だった。
「はっ、ぁ・・・ハ・・・ぅあ、あ・・・」
生理的に出てきた涙を溢れさせ、ぎゅっと閉じられた目元は、
キケロをますます元気にさせた。
「っハ、ぁぁ、っは、はぁッ・・・あ」
苦しいのだろう、歪んだ顔は大汗を掻き、
唇からは意味を持たぬ乱れた泣き声を漏らす。
「うぁ、・・・ぁ・・・ああッあ」
口端を噛んで衝撃をやり過ごす様を、
恍惚と眺めながら腰を進めて行く。