首(外道×貴族)【BL】
「うるせぇな、昨日の今日だろ、そりゃ疑うって話だ」
「キケロ君は本命の他も手を出しますよと?
力づくにどうにかできるものは、
どうにでもするべきと考える人種です、
とサリトに俺が報告をしたと?
それでおまえ無事で居られるのか?」
「・・・ッ」
「サリトはおまえに執心している」
「・・・よく知ってるな」
「俺とおまえが関係を持ったことがわかれば、
何が起こる?」
「・・・」
「充分な証拠もなく事実だけ言えば、
俺の身も危ない」
「・・・っハ!ざまぁねぇな!おまえが賢明で助かったわ!
あいつの俺への用事は終わった!
もうおまえにあいつを動かす術はねぇ」
「・・・ああ」
「ならおまえが俺に頭上がんなくなんのも、
時間の問題ってことじゃねぇか?!」
「キケロ・・・!」
「うるせぇな!てめぇは頼むから黙っててくれ」
「ゴドー、これは喧嘩だよ、席を外してくれ」
「・・・ルカ、言っちゃ悪いがおまえ、勝ち目ねぇだろ」
「・・・」
正論は時として人を傷つけ、錯乱させることがある。
手元にあった弁当を思い切り、
ゴドーに投げつけたルカスの心情を、
キケロは冷静に見つめた。
「出て行け」
「・・・知らねーぞ、どうなっても」
さすがに怒ったのか呆れたのか、
背を向けたゴドーに謝らなければならない。
ルカスはキケロによりゴドーとの友情が、
壊れるのではないかと危惧した。できれば失いたくない人物である。
ヴェレノとの関係を引きずり、周囲に壁を作る癖のあった頃、
ゴドーは唯一無邪気であり、頼れた友人であった。
「ッ!!」
さっそく実力の行使に出たキケロの腕に、
抑えつけられながらぼんやりと思い出す。
ヴェレノの誘惑と暴力に半年、
耐えた身は少しの侵略なら許すはずで、
キケロの行為などは取るに足らないだろう。
「ビビったぜ、てめぇの差し金かと思ったよ、
今朝は昨日の片付けの続きをするっつったろ、
てめぇだけ知ってる情報だ」
「誰かを張らせたんじゃないか」
「それが大学生のやることかっつーんだよな」
「徹底するところがあるからな」
「ってか」
「・・・」
「少しはビビれよ、おまえも」
「誰にだ」
「キケロ君は本命の他も手を出しますよと?
力づくにどうにかできるものは、
どうにでもするべきと考える人種です、
とサリトに俺が報告をしたと?
それでおまえ無事で居られるのか?」
「・・・ッ」
「サリトはおまえに執心している」
「・・・よく知ってるな」
「俺とおまえが関係を持ったことがわかれば、
何が起こる?」
「・・・」
「充分な証拠もなく事実だけ言えば、
俺の身も危ない」
「・・・っハ!ざまぁねぇな!おまえが賢明で助かったわ!
あいつの俺への用事は終わった!
もうおまえにあいつを動かす術はねぇ」
「・・・ああ」
「ならおまえが俺に頭上がんなくなんのも、
時間の問題ってことじゃねぇか?!」
「キケロ・・・!」
「うるせぇな!てめぇは頼むから黙っててくれ」
「ゴドー、これは喧嘩だよ、席を外してくれ」
「・・・ルカ、言っちゃ悪いがおまえ、勝ち目ねぇだろ」
「・・・」
正論は時として人を傷つけ、錯乱させることがある。
手元にあった弁当を思い切り、
ゴドーに投げつけたルカスの心情を、
キケロは冷静に見つめた。
「出て行け」
「・・・知らねーぞ、どうなっても」
さすがに怒ったのか呆れたのか、
背を向けたゴドーに謝らなければならない。
ルカスはキケロによりゴドーとの友情が、
壊れるのではないかと危惧した。できれば失いたくない人物である。
ヴェレノとの関係を引きずり、周囲に壁を作る癖のあった頃、
ゴドーは唯一無邪気であり、頼れた友人であった。
「ッ!!」
さっそく実力の行使に出たキケロの腕に、
抑えつけられながらぼんやりと思い出す。
ヴェレノの誘惑と暴力に半年、
耐えた身は少しの侵略なら許すはずで、
キケロの行為などは取るに足らないだろう。
「ビビったぜ、てめぇの差し金かと思ったよ、
今朝は昨日の片付けの続きをするっつったろ、
てめぇだけ知ってる情報だ」
「誰かを張らせたんじゃないか」
「それが大学生のやることかっつーんだよな」
「徹底するところがあるからな」
「ってか」
「・・・」
「少しはビビれよ、おまえも」
「誰にだ」