首(外道×貴族)【BL】
すべての戦いに勝利して来たわけじゃない、
ただ敗北の痛手が大きすぎた。
「んぁ・・・!あッ・・・!っふ、ぁぁッ・・・ア!」
「くそ、相変わらず、いいな、おまえ」
「っや、あア!・・・ぁ!っん、んン」
「なぁ、声普通に出せって、もう好い加減、楽しもうぜ」
揺さぶりと息の音、ルカスはもやの掛かる頭を叱った。
「んぁ・・・ぁ、んッ・・・んゥッ・・・っふ」
半ば意地となった抵抗だったが、続けることに意味があると思う。
「可愛くねーな」
「アッ・・・ぅ」
熱いもの、中に撒き散らされたそれは、
翌日、腹に激痛を運ぶのを知っていた。
「やべ」
キケロの呟きは熱を含んでおり、
ルカスの内部に夢中になっていたことが伺える。
「腹下すよな、悪い」
「・・・掻き・・・出せッ!すぐに」
「時間ねぇっつーんだよ」
「・・・ッ」
じわりと、涙の溢れたこと。
「おまえの・・・だろう、おまえが始末をつけろ・・・!」
「ああ、へぇへぇ、そんな泣きそうな顔すんなよ、もう」
縋ってしまったこと。涙ぐんだこと。くやしく唇を噛み息を吸う。
目を瞑って遣り過ごすには、激しすぎる感情をどうすればいいのか。
「おい・・・?」
ぴりぴりと余裕の無いルカスを楽しむようなキケロの視線は、
ルカスの神経を逆撫でるには充分で、暴挙は必然だった。
ルカスを抱く際、外したらしいキケロの時計が転がっていたのだ。
ガシャ、と遠く飛んだ先で小気味の良い音を立てて、
ルカスに放り投げられた時計はルカスの怒りの犠牲となった。
***
ただ敗北の痛手が大きすぎた。
「んぁ・・・!あッ・・・!っふ、ぁぁッ・・・ア!」
「くそ、相変わらず、いいな、おまえ」
「っや、あア!・・・ぁ!っん、んン」
「なぁ、声普通に出せって、もう好い加減、楽しもうぜ」
揺さぶりと息の音、ルカスはもやの掛かる頭を叱った。
「んぁ・・・ぁ、んッ・・・んゥッ・・・っふ」
半ば意地となった抵抗だったが、続けることに意味があると思う。
「可愛くねーな」
「アッ・・・ぅ」
熱いもの、中に撒き散らされたそれは、
翌日、腹に激痛を運ぶのを知っていた。
「やべ」
キケロの呟きは熱を含んでおり、
ルカスの内部に夢中になっていたことが伺える。
「腹下すよな、悪い」
「・・・掻き・・・出せッ!すぐに」
「時間ねぇっつーんだよ」
「・・・ッ」
じわりと、涙の溢れたこと。
「おまえの・・・だろう、おまえが始末をつけろ・・・!」
「ああ、へぇへぇ、そんな泣きそうな顔すんなよ、もう」
縋ってしまったこと。涙ぐんだこと。くやしく唇を噛み息を吸う。
目を瞑って遣り過ごすには、激しすぎる感情をどうすればいいのか。
「おい・・・?」
ぴりぴりと余裕の無いルカスを楽しむようなキケロの視線は、
ルカスの神経を逆撫でるには充分で、暴挙は必然だった。
ルカスを抱く際、外したらしいキケロの時計が転がっていたのだ。
ガシャ、と遠く飛んだ先で小気味の良い音を立てて、
ルカスに放り投げられた時計はルカスの怒りの犠牲となった。
***