あんなやつ大嫌い
「とにかく!
二年生を中心に練習するわよ。
文句はなし!!」

悠里が怒鳴るように言うと、二年生は戸惑ったままアップを始めた。

「…やっぱり難しかったかなぁ?」

小鳥に近づいた悠里は苦笑いを浮かべていた。

「でも、これからはこのメンバーが重要なんだし!
やるしかないっしょ?」

小鳥が笑うと、悠里も微笑みを浮かべた。

「そうね。
で、今から病院でしょ?
足は大丈夫なの?」

このミーティングのために立ち寄ったので、小鳥は制服のままだった。

足にはギプスが痛々しくつけられたままだ。

「うーん…
試合はサブメンバーじゃなきゃ無理かなぁ。」

「…やっぱり試合には出るつもりなのね?」

悠里は呆れたように笑った。
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