あんなやつ大嫌い
それから一週間が過ぎ、期末試験が始まった。
美魅と璃里は小鳥のノートのおかげで、内容は滅茶苦茶ながらも平均点をキープした。
大将は意外にも無難に試験をクリアし、早々に陸上部で走り回っている。
「小鳥ちゃんは、すごいね。」
「すごいね、小鳥ちゃんは。」
試験の上位30名は昇降口に掲示される事になっている。
「でも、今回は凡ミスが多かったからなぁ…」
掲示を見つめながら小鳥が言うと、美魅と璃里がチッと舌打ちした。
「えっ!?
なんで今舌打ちしたの!?」
「「頭良いからムカついた…」」
「ひどくない!?」
小鳥が騒いでいる間に、周りに生徒が集まりだした。
「姉様さすがです♪」
「1位は姉様しか居ないです!」
「姉様、才色兼備で素敵です♪」
「あ、ありがとう。」
周りの勢いに小鳥が押されていると、一年の掲示の方から女の子達の歓喜の声が響いてきた。
美魅と璃里は小鳥のノートのおかげで、内容は滅茶苦茶ながらも平均点をキープした。
大将は意外にも無難に試験をクリアし、早々に陸上部で走り回っている。
「小鳥ちゃんは、すごいね。」
「すごいね、小鳥ちゃんは。」
試験の上位30名は昇降口に掲示される事になっている。
「でも、今回は凡ミスが多かったからなぁ…」
掲示を見つめながら小鳥が言うと、美魅と璃里がチッと舌打ちした。
「えっ!?
なんで今舌打ちしたの!?」
「「頭良いからムカついた…」」
「ひどくない!?」
小鳥が騒いでいる間に、周りに生徒が集まりだした。
「姉様さすがです♪」
「1位は姉様しか居ないです!」
「姉様、才色兼備で素敵です♪」
「あ、ありがとう。」
周りの勢いに小鳥が押されていると、一年の掲示の方から女の子達の歓喜の声が響いてきた。