10センチメートル☆ロマンス




 夕飯をみんなで食べてトランプしたりテレビゲームをしたり。


 楽しい時間はアッという間に終わり、時計を見ると、すでに23時過ぎていた。




「あおい君も明日はお仕事だし、そろそろ休みましょうか?」


 ママさんが片づけをしながら私達に言った。



「は〜い」

「あ、蒼ちゃん!

 葵ちゃんにお部屋案内してあげて?
 葵ちゃん、蒼ちゃんに部屋まで連れてってもらって」



 ……やっぱり部屋は別々だよね?



 いくら小学生とはいえ、さすがに……ねぇ?

 いやいや、でも、もしかしたら……



「葵さん?」


 脳内会議の中、二階のある部屋の前で蒼くんは首を傾げながら私を待っていた。




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