【完】想うのはこれから先も君ひとり
……翌日


いつものように愛花達と4人で登校する


そして普通に授業かと思いきや急に会議が入ったらしく午前中で終わりとなった


「杏莉、これから用事ある」


片付けをしていると愛花に聞かれた


「ん?ないよ。どうして?」


「じゃあ、お昼ご飯とデザート食べにファミレス行こ?」


「良いけど…。愛花、バイトは?」


「今日はお休みなの。それにこの時間だと学食も混んでるし。」


そう、この学校は学食があるからお弁当はいらないの。


「あたし、混んでるとこには行きたくないよ。」


だから、愛花からの誘いが嬉しい


「じゃあ、行こ?」


あたしは小さく頷いた


「愛花、後から俺も行くから席とっておいて。」

「分かった。」


「また、俺1人だけ置いてきぼりか。」


優雅君はバイトなんだとか…
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