【完】想うのはこれから先も君ひとり
「今度は優雅の奢りな?」


「それ良いねー!!賛成♪」


と愛花も賛同する


「何、2人で盛り上がってんだよ!!」


優雅君はブツブツ小言を言っている


「いつも優斗が奢ってくれてるから、たまには優雅君が奢るのも良いんじゃない?」


あたしが言ったことで優雅君の顔色が変わった。


「おっ、優雅も杏莉にまで負けるようになったな。杏莉、良く言った」


優斗はあたしの頭を撫でて褒めてくれる


「やっぱり、杏莉ちゃんは優斗に似てきた…」


「そんなにブツブツ小言を言うなら、なっちゃんに言うからね?」


愛花の一言で尚更顔色が変わっていった


「分かったよ。奢れば良いんでしょ?」


「当たり前じゃん。それくらいはやれ。」


うん…。一つだけ言えるのは優雅君は優斗や愛花には適わないんだね。
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