【完】想うのはこれから先も君ひとり
「あたしが働いてるショップの店長兼そのグループの社長さんは杏莉ちゃんのお父さんなの」


「えっ?そうなの?」


案の定、未鈴さんはびっくりしている


「あたしもお父さんが居るって分かって会ったのは最近なんです」


「それから杏莉ちゃんが描いたデザインも実用化目指してるんだよ」


“だから、最近帰りが遅いのね”なんてボヤいていた


「ということだから2人ともゆっくりして行ってね」


「「行ってらっしゃい」」


あっ。また、優斗とハモった


未優さんも仕事に行っちゃって未鈴さんと3人


「杏莉ちゃん、優斗と会わせてくれてありがとうね」


コーヒーを飲みながらお礼を言われた


「いえいえ。あたしは何もしてませんよ…。お礼なんて…」


寧ろ、お世話になってるのはあたしの方だから。
< 571 / 686 >

この作品をシェア

pagetop