恋愛相談は校舎裏で
「わっ…!?」



思いもよらない方向からの力に、当たり前のように後ろへ倒れる体。

反射的に目を瞑り、来るであろう痛みに耐えようとする。


でもその痛みが来ることはなく。



「…やっと来た」



その声と共に、ふわっと優しく、抱きしめられた。




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