スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
どうしよう…


抱いてあやしながら、タオルを水でぬらし、世利のひたいにあてる。


世利はしばらくして泣き止んだけど、ひたいには血がにじんで、コブのようになってしまっていた。


世利をあやしながら、急いで母に電話を入れる。


「ママ!どうしよう…世利、椅子から落ちて、ひたいにコブができちゃって、病院連れて行ったほいがいい?」


「落ち着いて!ぶつけて、すぐ泣いたでしょう。顔色が悪かったり、吐いたりしなかったら、様子みて大丈夫じゃないかな~子供から目を離さないんだよ」


胸が痛くなった…家事をしていて世利がケガをしたなら、気分的にも違っていた。


でも…でも…


憲吾との電話中に…世利が転んでケガをしたなんて、本当に私の不注意だ…


「大丈夫?晴香、聞いてるの?」


「ごめんねママ。世利笑ってる…様子見てみるから、また後で電話するね」
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