スパイシーな彼~あなたとの甘く優しい瞬間
世利は、何事もなかったように遊び始めた。


だけどひたいが少し赤く、紫色に変わりつつある痛々しい感じを見たら、祐輝に隠すのは無理…


帰ってきて言うべきか…今言うべきか…迷ったが、今言っておくことに晴香は決めた。


どうせ怒られるなら、先に言っておいたほうが、気持ちは楽だった。


世利から目を離さないように、携帯から電話を入れる…ちょうど昼休みの頃だった。


電話のコールにドキドキしていた。


「何かあったのか?」


冷ややかな祐輝の声


「ごめんね…世利が転んで、ひたいぶつけてしまって…ちょっと心配で…」


「病院に行ったのか!はれてるのか!何で転んだのよ!」


とんでもなく怒っている祐輝の声に、言葉を忘れてしまった。


「ごめんなさい」


「病院連れて行けよ!」


電話は切れた…
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