エリート医師の溺愛処方箋
すると千尋はその大きな瞳を再び私に向けた。
先ほどまで泣いていたせいだろうか。
その瞳の中に星を散りばめたみたいにキラキラと光っている。
綺麗。
きっとこの子もとっても可愛いわ。
彼にそっくりならいいな。
「ね、瑠花、キスして」
「は」
「そしたら、起き上がるから」
「頭痛は?治ったの…?」
「……うん」
言いながら、私は頭を下げてその柔らかい唇にそっと自分の唇を重ねた。