エリート医師の溺愛処方箋
……千尋と突然、運命的に出会ってから半年――。
これまでに何度、抱き合いこうして唇を合わせてきただろう。
私は見失いかけていた。
あなたは毎日、何度もこうして溢れる愛を私に伝えてきていたね。
その果てに舞い降りてきた赤ちゃんは、私だけのものではない。
私が一人で勝手にこの子の未来を決めたりしてはいけないのよ。
…そっと唇を離して彼を見ると、私の大好きな、優しくて綺麗なあの笑顔が私を見つめる。