エリート医師の溺愛処方箋
そのままキュッと彼の頭を胸に抱き抱える。
その髪に…頬を寄せて、
千尋に愛している事を伝える。
「…瑠花…苦しいよ…」
彼が頭をもそもそと動かして、くすぐったくて……。
その小さな動きにさえ、愛しさが込み上げてくる。
「離してなんてあげないわ。
千尋…、愛してる」
私の胸の下からくぐもった声がする。
「……うん…」
そっと彼の腕が伸びてきて私の身体をゆっくりと引き離した。