エリート医師の溺愛処方箋
「…あら…、まあ」
「おお!?やるなぁー」
「うっわ、マジで!?」
き…き…きゃあああ…!
私は恥ずかしさのあまり両手で顔を覆った。
ごっ、ご家族の前で、私ったら…何を…。
すると頭の上にふわりとした温かい感触が降りてきた。
ふと顔を上げると千尋が私の頭に手をのせて、微笑んでいる。
「瑠花、ありがとう。
俺も、君と、そのお腹の子を愛してる。
瑠花のご両親にしっかりと俺の気持ちを伝えて、君を大切にするから」
そう言ってから、そのまま優しくキスをしてくれた。
ご家族の方にそっと目線を遣ると…
三人は柔らかく、温かく微笑んで、
そんな私達を見ていた。