エリート医師の溺愛処方箋

―――「素敵なご家族ね。
あの中に私も入れるなんて、夢みたい…。

優香ちゃんも、とっても可愛いし」

「可愛い!?どこがだよ」


そう言いながらも、アメリカからのお土産を彼女に抱えきれないくらい買って来ていたのを私は知ってる。


彼の実家を後にして、彼の運転する高級外車の助手席で私は今日の出来事を思い返し、温かな気持ちになっていた。


院長先生も、お義母さまも、千尋と同じ、ほんわりとした雰囲気を醸し出していてとても素敵だった。

夏目総合病院が、総合病院でありながら、アットホームで温かい空気に包まれている原点が、夏目経営一家の中にあるんだわ。




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