エリート医師の溺愛処方箋

「…どうして?

君が生まれた日が不幸だなんて。そんな風に思わないで」

和志と同じ事を言われてるのに、
……全然違う。

胸を締め付ける感覚に戸惑いすら感じる。


「あ…そうだ」

彼は突然何かを思い付いた様に私の手を握っていた手をパッと離した。

…あ。

ただそれだけの事に言いようのない寂しさが渦巻く。

やだ…、私、どうしちゃったの…?

ただ…彼に、触れていたい。
そう思う自分の心に、いけない、とブレーキをかける。


だけど…もう…遅いかも…。




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