エリート医師の溺愛処方箋
―――「いっやぁ~、流石だね!!
見事な手術だったよ。
早いの何のって。
しかも話しただけで頭の方の状態にも気付いたんだせ!?
あり得ねぇよ。神だよ、神!!」
お昼休みに食堂で数名のスタッフとランチを採っていた時、藤守ドクターが千尋の事を話し始めた。
今朝の患者に対する処置が信じられないほどの神業だったらしく、やはり彼は普通ではない事を知らされる。
「俺、正直さぁ、ちょっと見くびってたんだよね。
院長の息子だから医局長になれたんだ、って。
まあ、あれほどのもんを見せられると認めざるを得ないよな」