エリート医師の溺愛処方箋

私は感心しながら話す藤守ドクターの話をボンヤリ聞きながら複雑な心境になっていた。

…やっぱり、釣り合わないにも程があるわ。

昨夜の事は…きっと忘れた方がいいわね…。

今ならまだ、戻ってやり直せる。

千尋と私を隔てる全てのものが、もし無かったなら…。

……だけど、仕方がないわね。
あの時に見た夢は現実ではなかった。

……ただ、それだけの事よ。


「………深沢さん」

突然、私の肩にポンッと手が置かれた。





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