エリート医師の溺愛処方箋

「はい?」

少し驚きながら振り返るとそこにいたのは…。

………千尋……。

その場にいた全員が彼に注目して固まっている。

そんな視線にお構い無しで彼は私に言った。


「カルテの更新と確認がしたいんだけど。
付き合ってくれないかな」

……は。…何で私…?

私が彼を見上げたまま返事も出来ないでいると、私の向かいに座っている若手の今井ドクターが口を挟んだ。


「医局長!俺がご一緒します!

深沢はまだ経験も浅いですし、自分なら患者の詳しい状態も説明出来ます」




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