空しか、見えない
「ごめんね、言い過ぎたよ」

 千夏が先にそう口にした。

「今日の千夏には、いろいろびっくりだよ」

 佐千子も、ため息をつく。フーちゃんは、ふたたび胸元に手をあてて深呼吸した。
< 189 / 700 >

この作品をシェア

pagetop