空しか、見えない
「話って、何?」

 落ち着かないのに、何も話し出そうとしないのぞむに、佐千子は小さないら立ちを覚える。

「昔、ふたりで車運転してここまで来たよな」

「そうだったっけね」

「サセは覚えてないか」
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