空しか、見えない
「まるで、ハブとマングースみたいね。またグローブ、出そうか」

 マリカが、呆れて言う。

「やったらいいんじゃないの?」

 純一は、天井に向かって伸びをした。

「だけど義朝って、どうやってこのハブとマングースの間に入ってたんだったかな」

 彼はのんびりとそう、続けた。
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