おもいでぽけっと
紗那に話を止められショックを受けている遼基とあたしたちは、特急電車に乗った。


特急電車といえど、降りる駅まで30分はかかるらしい。


たわいもない話をしながら電車に揺られること20分。


あたしたちの前に現れたのは、青い海だった。


「わー!海だぁ!」

「やっと海だ!早く海に入りてぇ!」


紗那と遼基は騒ぎ始めた。



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