ブラウン・アイズ
♪〝ラーララー♪〝ラー
テニススクールに行く途中、
自転車をこいでたらメール受信音が鳴った。
緑から、赤。
信号変わって、ようやくケータイを見た。
『Eメール受信 郁ちゃん』
あ、郁ちゃん。
『噂なんだけど~…
テニススクール閉鎖するらしいよ。
まっ、ただの噂だから!』
閉鎖・・・?
閉鎖なんて…ただの噂、だよね。
サーッ…
すぐ横を自転車が通り過ぎる。
いつのまにか信号の色が変わってた。
ひゅうっ・・・
耳元で5月のまだ少し寒い風がうなる。
私は不安を抱えたまま、自転車をこぎだした。
「5ヶ月後に、閉鎖します」
レッスンが終わって、コーチが宣告。
みんなもある程度噂を知ってたらしく、
あんまり驚かなかった。
「まだ、あと5ヶ月ありますので、
思いっきり楽しんでいきましょう!」
コーチの声もいまいち耳に入らなかった。
毎週、金曜日と火曜日。
ずっとずっと続くと思ってたこの時間。
それが5ヶ月後にはなくなっちゃうの?
・・・あんまり実感がわかないよ。
5ヶ月……
まだまだ、先のことだよ。
今は今を楽しもう。
テニススクールに行く途中、
自転車をこいでたらメール受信音が鳴った。
緑から、赤。
信号変わって、ようやくケータイを見た。
『Eメール受信 郁ちゃん』
あ、郁ちゃん。
『噂なんだけど~…
テニススクール閉鎖するらしいよ。
まっ、ただの噂だから!』
閉鎖・・・?
閉鎖なんて…ただの噂、だよね。
サーッ…
すぐ横を自転車が通り過ぎる。
いつのまにか信号の色が変わってた。
ひゅうっ・・・
耳元で5月のまだ少し寒い風がうなる。
私は不安を抱えたまま、自転車をこぎだした。
「5ヶ月後に、閉鎖します」
レッスンが終わって、コーチが宣告。
みんなもある程度噂を知ってたらしく、
あんまり驚かなかった。
「まだ、あと5ヶ月ありますので、
思いっきり楽しんでいきましょう!」
コーチの声もいまいち耳に入らなかった。
毎週、金曜日と火曜日。
ずっとずっと続くと思ってたこの時間。
それが5ヶ月後にはなくなっちゃうの?
・・・あんまり実感がわかないよ。
5ヶ月……
まだまだ、先のことだよ。
今は今を楽しもう。