短編集~The Lovers WITHOUT Love Words~

次の日、二人は秋葉原から銀座へ向かう電車に揺られていた。
秋葉原に立ち寄ったのは他でもない、新居で使う家電製品を揃えるためだ。

修道女と秋葉原。
「セーラー服と機関銃」に負けずと劣らない、強烈なギャップのように思えたが意外や意外、雪音の修道服はコスプレの一つとして秋葉原の風景に完全に溶け込んでいた。

溶け込みすぎてオタク男性から撮影を求められる事態となったため、駅近くの家電量販店で注文を終えると早々に電車に飛び乗ったのだ。

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