マスカレード【仮面de企画】
「さて、と――皆さん、かなり御髪(おぐし)が乱れていますね」
柚月はほほ笑んだ。
「よろしければ、そちらの部屋を使って直されては?」
柚月の言葉と共に、この洋館のスタッフがドアを開けた。
「お言葉に甘えて」
プリンセス・リューは笑顔で言うと、夜光の腕を引っ張った。
「さあ、いらっしゃい。ちゃんとわたしのボディガードをしてもらいますからね」
抵抗むなしく、夜光は王女に連れて行かれた。
「もう一部屋必要のようですね」
柚月の言葉に、俺は有り難く部屋を借りることにした。
美幸を連れて
今日こそ決着を付けてやる
「ちょっと! わたしは服を直す必要ないって!」
美幸は俺の手を振り払おうとしたが、さっき俺達を助けてくれた女が有無を言わさず美幸を部屋の中に押し込んだ。
「いつまでも意地を張るものではないわ」
俺はうやうやしく頭を下げて、女の横をすり抜けて部屋に入った。
柚月はほほ笑んだ。
「よろしければ、そちらの部屋を使って直されては?」
柚月の言葉と共に、この洋館のスタッフがドアを開けた。
「お言葉に甘えて」
プリンセス・リューは笑顔で言うと、夜光の腕を引っ張った。
「さあ、いらっしゃい。ちゃんとわたしのボディガードをしてもらいますからね」
抵抗むなしく、夜光は王女に連れて行かれた。
「もう一部屋必要のようですね」
柚月の言葉に、俺は有り難く部屋を借りることにした。
美幸を連れて
今日こそ決着を付けてやる
「ちょっと! わたしは服を直す必要ないって!」
美幸は俺の手を振り払おうとしたが、さっき俺達を助けてくれた女が有無を言わさず美幸を部屋の中に押し込んだ。
「いつまでも意地を張るものではないわ」
俺はうやうやしく頭を下げて、女の横をすり抜けて部屋に入った。