ずっと…
「「藤くん!おはよう!」」
「…ぉはよ」
「藤!おはよ~♪」
「……ぉはょ」
「藤くん!」
「藤くん!」
「藤!!!!」
(ウザイくらい煩い。怒)
今、涼弥はクラスメイトたちによる挨拶の嵐におわれている。
原因は、彼しかいない…。
「みんなー!!!おはよーさん♪」
「「「「「「棗!おはよう!」」」」」」
そう、柊棗だ。
柊がいきなり転校してきて
「俺、知り合いゆーちゃんと涼弥だけやから」
と言い出したため、よく涼弥の教室に来るようになってから、何故かクラスメイトたちから、やたら絡まれるようになったのだ。
まぁ、関西人が珍しいのと、絡みやすいのとで、柊の周りに人が集まらないわけがなく…
涼弥は、その巻き添えをくらった形になる。
「リョウ!おはよー」
「ビクッ!!ぉ、ぉはよ。」
そして、なんと柊は涼弥を、“リョウ”と呼ぶようになったのだ。
慣れない涼弥は、いつもビクッと反応してしまう。
それを柊は
「また、ビクッってなった~!おもろー!」
と笑うのであった。