空色キャンバス[イラスト集]
†金と銀の剣舞†



鍔迫(つばぜ)り合いのまま余裕の笑みを浮かべた。

対して、奇襲があっさり失敗したことに、口を半開きにして呆気(あっけ)に取られている。
仮にも空姫親衛隊長に選ばれた男が、弱点を克服していないとでも思ったか。

この右眼の傷は、子供のときについたものだ。
そのころから弱点を克服するために死角になる部分は徹底的に鍛えてきた。
あらゆる状況で──それこそ眠っているときでも──反応できるように。

「むしろ俺は……右からの攻撃に強い」


<第2楽章†金と銀の剣舞†より抜粋>
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