空色キャンバス[イラスト集]
†ジャジャ馬姫の猛攻†



大地を蹴る。

バネのように跳躍して渾身の一撃を叩きこんだ!
閃く銀の光が交わり、金属音が耳の奥をつんざく。
驚いた森の住人たちはいっせいに赤い空へ羽ばたいた。

正面からの突進。
このくらい彼なら受けとめられて当然だと思ったから、真剣をふりおろすことをためらわなかった。

でも今の間合いをつめた速さを目のあたりにしてどこまで涼しい顔を保っていられるかしら?
力は男に及ばないけれど、スピードだけはかなり自信がある。

「どうだ!」とばかりに銀の十字越しからにらみつけた。

「ほう……速いな」


<第2楽章†ジャジャ馬姫の猛攻†より抜粋>
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