プラトニックラヴ~大切な人々へ~
数日後

「なぁ。裕美!俺たち結婚しないか?」

「えっ!でもお母さんが反対すると思うよ?」

「大丈夫だよ!もう許可もらってるから♪俺にならまかせられるってさ」

「うそ!?」

 文也の告白に驚く私

「本当さ♪俺と結婚してくれるか?」

「喜んで!よろしくね。だんな様」

「ははは」


裕美との結婚を決めた。分かってた。
裕美の親からは反対された。娘はエイズ
で10年位で死ぬって事が2人にとって
どんなに苦しくて辛いかを考えてだ。
でも俺は真剣に愛してるし覚悟もあった。
裕美も俺のこと愛してくれてるし、覚悟も
ある。それを全て伝えてOKをもらった

「お父さん?早くしないと遅刻するよ?」

「あっ?あっ、ああ。悪い」

 ボーっとしていて突然の冬実の声に驚く文也

「はい。これお弁当♪お母さんのようにうまく作れないけどね」

「ありがとう。いつも作らせて悪い」

 手渡された弁当を見て言う文也

「いいの。後10年位で死んじゃうんだからさ。親孝行しないとね」

「冬実。ごめんな!ごめんな!俺たちのせいで!」

冬実の言葉に泣く文也

「泣かないでよ。悪く思ったことなんて一度もないよ♪2人とも大好きだから」

 泣く文也に言う裕美 

「あ~あ。裕美もとうとう結婚かぁ。早いわね」

 母が寂しそうに言う
 
「どこも変なところない??」

「おっ!綺麗だな。裕美」

「恥ずかしいから見ないで」

「ふふ」

 裕美の言葉に微笑む文也






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