牛乳と猫スーツ。
「なんだあの看板。蓮さんと楽しそうに手を繋ぎやがって…。ジェラシゥィ〜〜!!」
3人が振り返ると、そこには薬局の壁を殴る直樹がいた。
「「「看板に嫉妬してる〜〜!??しかも手を繋いだことになってる!?看板の側面は手なの!??」」」
3人は腰を抜かして驚く。
「もう我慢できねぇ!」
直樹は勢い良く飛び出す。すると、前からトラックが走ってきていた。
「直樹、危な〜い!」
直樹を助けようと、またもや遥も飛び出す。
「はっ!!」
直樹は高く空に舞い上がり、回転しながらトラックを飛び越える。
「え〜っ!??」
直樹のフィギュアスケーター顔負けのトリプルアクセルに驚いた遥は、そのままトラックに跳ねられた。
ドゴッ!!
「はぐぇべっ!?」
遥が悠斗と拓也の近くに落ちてくる。
「…腕や足や首やら、全部反対向いてる。」
「ギリギリ昼間に放送できるアニメぐらいの状態だな。」
とりあえず生き返るまで遥を眺めている2人だった。
「死にかけた!今死にかけたわよ私!!どれだけスピード出してたのよトラック!慰謝料請求するわよ!?」
数十秒くらい倒れてた遥が立ち上がる。
「…あまりスピードは関係無いと思うが。」
「不死身に慰謝料って出るのか?」
2人は慰謝料について数分話し合った後、直樹を探した。