牛乳と猫スーツ。



「なんだあの電子レンジ。蓮さんと見つめ合いやがって!しかも一家に一台だと?それはつまり家族になるってことか!?ジゥェェラシゥィ〜〜!!!」




3人が振り返ると、そこにはトルコアイスをモチーフにしたマスコットキャラクター、ヨクノビール君(着ぐるみです。中に人がいます。)を殴る直樹がいた。






「「「電子レンジに嫉妬してる〜〜!??しかも勝手に言葉の意味を間違って解釈してるぅ〜!??」」」




3人は驚くが、すぐに直樹を取り押さえた。






「トルコ人の店長が助けるのも忘れて、マジで引いてるぞ!」




「…ダメだ直樹!手遅れかもしれないけど、傷害罪になる!」





「直樹!好きだから言わせてもらうけど、アンタいい加減に動物や無機物じゃなくて、人に嫉妬することを覚えなさいよ!!」




悠斗が両腕、拓也が体、遥が両足を掴む。






「もう我慢できねぇ!」




直樹は3人を振り払い飛び出す。すると、前から戦車が走ってきていた。





「直樹、危な―――って戦車!??」




直樹を助けようと、無謀にも遥は飛び出す。






「うおりゃぁ〜!!」




直樹は高く空に飛び、後方二回宙返り二回ひねりで戦車を飛び越えて着地する。








「あれはムーンサルト!?日本語読みで月面宙返り!いえ、二回ひねりだから、新月面宙返りよ!!」




直樹の見事なムーンサルトに感動した遥は長く説明してしまった。






「遥、危ねぇ!!」




悠斗の声が聞こえた時には、遥の目の前に戦車があった。
< 1,128 / 1,131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop